
KoindexをBinance、OKExと比較
Koindex競合比較です。トルコには世界有数の取引所ParibuとBtcTurkの2大勢力があり、外資はBinanceやOKExも浸透していると5月に書きました。ユーザーとして市場調査するのは私にとって楽しみの一つです。本日(7/2)、この段落のみリライトします。
見出しタイトルの「Binance、OKExと比較」は、突拍子もないと感じますか?
ある角度から観るとそうでもなかったりします。市場規模を様々なレイヤーから感じ取ったり、ポテンシャルの大小に一喜一憂したりとマーケティングデータが好きな人なら分かると思うのですが新たな発見があり面白いです。



ある角度とは、「トルコ公式テレグラム」と「トルコ公式ツイッター」のメンバー数(フォロー数)の比較です。
exchange | Telegram members | Twitter followers |
---|---|---|
Binance | 15,304 | 15,612 |
OKEx | 5,006 | 985 |
Koindex | 490 | 1,738 |
どの媒体に注力するかは企業毎に異なりますが、OKExのフォロワー数に比べてKoindexのフォロワー数のほうが多いです。(176%)
そして、Binanceの数値からは市場ポテンシャルが測れますね。テレグラムもツイッターもやらないユーザーもいますから何倍の係数で見積もれば良いかな?
OKExは初期数ヵ月でトルコ市場で3万人獲得したと別記事で書きましたが、そこから伸びが停滞して現在4万人と仮定します。上記2つのSNSのユーザー数から判断すると係数は6.7ですね。バイナンスに当て嵌めるとユーザー数1,000万人のうちトルコで20万人以上ということになります。
ちゃんとした統計データが公表されている可能性もありますが、私の調査はそこまで到達しませんので、トルコ市場では、Binance20万人、OKEx4万人ぐらい(個人のヨミ) と思う事にしました。Binanceのマーケティング攻勢のほうが遥かに強大だし、Googleトレンドの指数も13倍以上違うので、OKExのトルコ人MAUが2万人ぐらいに減ってるか、Binanceトルコがシェアを奪いつつ肥大化して30万人~40万人ぐらいになってる可能性もあります。Binanceの全世界のMAU1,000万人以上のうち、トルコシェア3~4%と思うと、このようないい加減な試算でも辻褄が合ってきたように思えるから不思議です。適当な皮算用のようで仮説にしても根拠に複数のSNSユーザー数と検索ボリューム差を加味しているのですから、考え方はOKでもっと要素を足せば実態に近づくでしょうね。
※因みに、もしBinanceレポートとかで正式な数値が公表されてるとしても、わざわざ一報入れていただく必要はありません。今回そこは重要ではないので。
実際はどうなのかは置いておいて、感覚的にでも市場ポテンシャルを把握することで入金額が変わるでしょうね。(私の話ではなく、懐に余裕のある皆さんの話ね)
ですから最近よく言ってますが、Koindexを日本マーケットの雰囲気のみで判断するのは間違っています。グローバル市場を感じ取り参入か撤退かわかりませんが確信的な納得感をもって最良の選択をしましょう。CROSS民はXEXで焼かれてるから当然の権利のように思ってますが、アーリーアダプターとして御膳立てしたのはCROSSプロジェクト運営陣ですから、XEX大暴落(Over 40% crash)の全部かどうかは知らないですけど便宜を図ってくれるかもしれないので、最低限の敬意は払いましょう。 裏目に出るのは“らしさ”だと思いますが プッ。

一応上記で引き合いに出したソーシャルメディアのURLを貼っておきます。
ここから下は以前のままです。
競合4社とKoindexを比較
Googleトレンドの出番です。トルコ国内で過去7日間の比較で、検索キーワードは「Koindex」「BtcTurk」「Paribu」「Binance」「Systemkoin」の5つです。
ウィジェットを埋め込むとSEO上不利な気がするので、キャプチャーを貼ります。
親愛なるposoさんからの指摘で、Sistemkoinを追加しました。(posoさんのTwitterアカウントはこちら) 併せて Exchanges to Buy Bitcoin in Turkey – トルコの暗号資産事情 の記事も更新しました。
ウェブ検索結果(Koindexと競合4社)

トルコ国内でのトレンド比較ですから、想像していたとおりでしょう。Koindexのマーケティング活動はまだ始まったばかり、サービスは開始前ですから、特にどうこう思う事もなく伸びしろがある。それだけです。
ニュース検索結果(Koindexと競合4社)

Koindexのプレスリリースのタイミングで伸びてます。メディアパワーが一つになった瞬間は日本もトルコも変わらないな~と思いました。
現在の状況は、Google トレンドで。「Koindex, Paribu, BtcTurk, Binance,Sistemkoin」の検索インタレストを時間別、地域別、人気度別に調べることができます。

CROSSexchangeとKoindexのKSFの違い
CROSSexchangeは、アゼルバイジャンを拠点にしてましたが、ターゲットはJapa*でした。(しーっ!)
もうそれだけで KSF(Key Success Factor)が全然違うことを認識すると良いでしょう。
Koindexは、トルコ市場において、現地法人や現地スタッフでサービス展開するのですから、外資遠隔の制約のなかでマーケするCROSSexchangeの時とは、全く事情が異なるのです。
Koindexの概要など基本的な情報を知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
Koindexのアフィリエイトは違法か?
最後にもう1つだけ加えますね。
Koindexには紹介した人が取り引きすると手数料収入の一部を還元してもらえるリファラルリンクがありますね。リファラルは推薦という意味でアフィリエイトです。
金融庁が認可していないサービスであるKoindex運営企業が日本で直接的な勧誘行為を行うことは違法ですが、アフィリエイターによるアフィリエイトはどうか?
法改正があったので、金融庁の金融サービス利用者相談室に問い合わせしてましたので、一応書いときます。質問は、「金融庁が認可していない海外系サービス(無許可業者)の勧誘行為は違法に該当するが、アフィリエイターによるアフィリエイト活動は勧誘行為に該当しますか?」という内容です。それに対し、「アフィリエイトは金融庁の所管ではありません。」との回答がありました。
従いまして、我々一般投資家、一般ユーザーがアフィリエイターとして、BinanceやKoindexなどを題材にしたブログ記事を書いたり、SNSに投稿したりする際にリファリンクを貼って紹介する行為自体は、金融庁の所管ではありません。
時が経てば事情が変わる可能性はもちろんありますので、すべて自己責任でご自身でお調べになるほうが良いと思います。
たまに「金融庁に通報する」とか息巻いてる子供っぽい人を見かけますが、別に気合い入れずに普通に何度でも問い合わせたら良いのですよ。私なんか省庁や110番、テレビ局、新聞社、雑誌社に昔から電話掛けまくってます。国民、納税者、消費者、視聴者、購読者がいて成り立ってるんですから彼らは質問すれば答えてくれます。最後まで読んでいただき有難うございました。